決算書の見方(必要最小限?)
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決算書の見方と言いますと、とても難しそうに思えませんか、一応経営学部を出ている私も実のところ、本当にわかっているわけではありません。
では、株式投資を行う上において、企業の決算なんてどうでも良いかと申しますと、もちろんそんなことはありません。
必要最小限の、決算書の見方だけは知っておく必要があります。
特に、中長期で株式投資を考えておられる方は、同業他社や当該企業の前年、前々年との比較をしておく必要があります。
株は、上がったり下がったりしますので、決算に問題がなく、その企業の安値圏で、推移している株は、いつかは(これが問題ですが)注目され、値を戻し、あるいはブレイクする可能性もあります。
もちろん、いつもそう上手くいくとは限りませんが・・・?
財務諸表には、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、営業報告書、利益処分計算書、付属明細票などがありますが、ここでは大事と言われる貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の財務三表を説明します。

貸借対照表
会社の資産の状況を表します。会社の財産と借金が一目でわかります。

総資本回転率→収益性
流動比率→支払能力
当座比率→緊急支払能力
売上債権回転率→未収金の回収能力
商品回転率→在庫の適正度
固定資産回転率→設備投資の適性度
固定比率→設備投資への支払能力
製造業と流通業では、数字が違ってきます。同業他社との比較はやはり重要です。

損益計算書
1年間の損益がわかります。なにで儲けたのかもわかります。

売上高→すべての収入
売上総利益(粗利)→売上高―売上原価
営業利益(本業での利益)→粗利―(給料+家賃+通信費+交際費)
経常利益(すべての利益)→利息や配当金など本業以外も含めた日常的な営業活動による利益
税引き前当期利益→経常利益に土地の売却など特別な理由による収入も含めた利益
当期利益(純利益)→税引き前当期利益―税金

キャッシュフロー計算書
お金の流れで、会社の実態がわかります。
@ 営業活動によるキャッシュフロー(製造、販売)
A 投資活動によるキャッシュフロー(株等)
B 財務活動によるキャッシュフロー(社債、借入)

一年間の現金及び現金とみなされるものの(3ケ月以内の定期、短期の手形、小切手等)増減を表しています。
キャッシュがなければ、仕入れができない、支払ができない、等経営の危機です。黒字なのに倒産、ということだってあり得ます。(ある意味、利益よりも大事)
損益計算書上、業績好調でも、キャッシュフローで入金を確認することにより本当に利益が上がっているかがわかります。
@、A、Bで何にお金が使われているかわかります。
その@、A、Bの合計の増減を見れば、1年のお金の流れが端的に表しています。
その@、A、Bの割合は8:1:1が良いのでは、と言われています。

細かいご説明は、ここでは、できませんが、
貸借対照表でその企業の資産の状況を把握できます。(借金が多いとか、自己資本が少ないとか)
損益計算書で、その企業の1年間の、損益がわかります。(本業で儲けたのか、そうでないのかなど)
キャッシュフロー計算書で企業活動の概要がわかります。(本業と投資と財務活動のバランスが崩れていないか。)
これらを、同業他社や前年、前々年と比較し、その株自体が持つ、底値を把握し、市場全体の地合を勘案し、中長期で持てば、そう悪い結果は出ないと思います。

「言うは易く、行うは難し」ではありますが?

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