1.泉質/含鉄(U)−ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性・中性・低温泉)
2.泉質別適応症/すりきず、やけど、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病、月経障害
3.一般的適応症/神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、 慢性消化器、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、 健康増進
温泉の効能は次に挙げる作用が単独に、あるいは相乗に作用して、人体に影響を与えるとされる。但し、この効能は即効性があるものではなくある程度の日数を続けて入浴する必要がある。湯治は「1週間で湯疲れが出て、2週間で効果が出る」と言われ療養目的で出かけるなら少なくても2週間の滞在が必要であり、即効性は期待できないと考えるべきである。
温泉の効能・効果はひとつひとつの作用よりも、さまざまな作用が補完し合った総合的な作用によるところが大きいと考えられている。
化学的作用
温泉に含まれる化学成分が皮膚に付着し、皮膚から吸収。ガス成分が肺から吸収。 また、飲用により体内に吸収されることにより生じる作用。 泉質によって異なり、詳しくは泉質と対応症を参照。
温熱作用
温泉の熱による作用。
高温(42度以上)の熱い湯は新陳代謝を活発にさせる。 ただし高齢者や血圧の高い人は注意を要する。 微温(36度〜38度)の体温に近い暖かめの湯は、神経等を沈静化し、ゆったりと した気分にさせる。
水圧・浮力の物理的作用
水の抵抗がある水中での運動は効果的で、水圧により心臓の働きがよくなる。
精神的作用
美しい景観などを見ることや日常から離れることによる開放感、 リラックスによる作用。
泉質について以前は、石膏泉・芒硝泉・緑礬泉などと表示していたが、昭和54年以降化学成分を そのまま記す温泉名に変わっている。 伝統ある旅館などではまだまだ古い泉質名を使っているところが残っている。適応症と禁忌症については泉質によって異なるが、温泉(浴用)における一般的なものについては 次の通り。
一般適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、 慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
一般禁忌症
急性疾患(特に熱がある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、 腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に 初期と末期)
1.塩類泉
溶存物質量が温泉1kg中に1g以上含まれるもの。 陽イオンの主成分により次のように分類される。
泉質
特 徴
適応症
塩化物泉
(食塩泉)
塩素イオンが主成分。陽イオンの主成分がナトリウムイオンなら、ナトリウム-塩化物泉(食塩泉)とされる。塩分が皮膚から汗の蒸発を防ぐことから保温効果が高く、神経痛、リウマチ、冷え性、手足のしびれなどによい。「熱の湯」などと呼ばれることが多い。静岡県熱海温泉など、日本全国に数多く存在する。
きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
炭酸水素塩泉
(重炭酸土類泉・重曹泉)
陰イオンの主成分が炭酸水素イオン。陽イオンの主成分がナトリウムイオンなら、ナトリウム-炭酸水素泉(重曹泉)とされる。皮膚の脂肪や分泌物を清浄化するため、肌が滑らかになり「美人の湯」と呼ばれることが多い。長野県小谷温泉、和歌山県川湯温泉など。
きりきず・やけど・慢性皮膚病
2.単純温泉
溶存物質量が温泉1kg中に1g未満で泉温が25度以上のもの。陰イオンの主成分により次のように分類される。
泉質
特 徴
適応症
単純温泉
特にph8.5以上の単純温泉をアルカリ単純泉(又はアルカリ 単純温泉)とされる。含有成分が薄い分、身体への刺激が少ない。そのため禁忌症も少なく肌の弱い人や高齢者等に向いている。日本全国に見られる泉である
。
3.特殊成分を含む療養泉
溶存物質量が温泉1kg中に1g未満で泉温が25度以上のもの。陰イオンの主成分により次のように分類される。
泉質
特 徴
適応症
含鉄泉(鉄泉・炭酸鉄泉・緑礬泉 )
総鉄イオン(Fe2++Fe3+)が温泉水1kg中に20mg以上含まれる 温泉。湧出直後は無色透明で時間の経過とともに酸化して茶褐色に変化する。保温効果が高く、リウマチ、更年期障害、貧血によい。有馬温泉など。
月経障害
■水の特性とは・・・・
浮力
: 重力が少なくなり筋肉・脳がリラックスします。 関節にかかる負担が少なくなり陸上より体が動かしやすい。
水圧
: 圧力に抵抗するために肺が活発に働く。血行がよくなり呼吸筋が発達する。
水温
: 体温が下がらないように血管が活発に働き代謝が良くなります。相乗効果により自律神経の調整に効果があります。
抵抗
: 身体をどの方向に動かしても抵抗がかかるため容易に筋力トレーニングが出来ます。
■吾北むささび温泉の歩行浴プールは、天然温泉を濾過しています。注:水着、キャップ着用です。
■水中ウォーキング
水の特性を利用しながら20分〜30分歩く事によって血液の流れがよくなり、体脂肪を減少させます。ほかにも柔軟性向上にも効果的です。
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