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〒798-0020
愛媛県宇和島市
高串1-505-1
遍路宿 もやい
代表 和田芳計
(0895)22-5508
090-4978-7754



お遍路
 -心得と作法-


四国八十八ヶ寺を巡拝することを遍路といいます。

全行程1450キロ、車で8日前後、バスツアーで12日前後、歩くと40〜60日かかります。



 ◆ 参拝手順


1.札所の山門(仁王門)で合掌、一礼します。

2.山門をくぐったら口をすすぎ、手を洗って身を清めます。

  • 1.左手 2.右手 3.左手に水を取り口を漱ぐ 4.ひしゃくの柄を清める。の順で行いましょう。


3.鐘楼堂で鐘を2度ついて合掌します。
 
  • 社寺によっては突けないところもあります。早朝などは避けて近隣に配慮しましょう。また鐘は帰りには撞きません、死者を送る鐘を「デガネ」といいますがお寺を出るときに出鐘をつくのは縁起が悪いとされています。


4.本堂の前に設置されている納札箱に納札を納めます。
 (または写経を所定の場所に納めます。)

5.本堂前でロウソクと線香をあげ、お賽銭をあげます。

  • 他人のロウソクから火を点けないようにしましょう。その人の「業」を貰うとされています。ロウソクは1本、線香は三密を表す3本あげます。ロウソクは上段から、線香中央から立ててください。


6.合掌して心静かに納経(読経)します。

  •  念珠は右手は中指、左手は人差し指に掛け三度程すりあわせ左手に一重でかけて経を唱えましょう。


7.大師堂でも同様にお参りします。

8.納経所で納経帳に御朱印を頂きます。
 判衣や掛軸をお持ちの方は一緒に頂きます。

9.山門(仁王門)を出て一礼します。



 ◆ 参拝道中の作法


お遍路も仏道における修行のひとつとされています。その為、仏道の教えを日常的な行動の基準とした「十善戒(じゅうぜんかい)」を守ることが基本とされています。

十善戒
不殺生
(ふせっしょう)
生き物を殺さない 不悪口
(ふあく)
悪口を言わない
不偸盗
(ふちゅうとう)
盗みをしない 不両舌
(ふりょうぜつ)
二枚舌を使わない
不邪淫
(ふじゃいん)
ふしだらなことをしない 不慳貪
(ふけんどん)
貧りの心を持たない
不妄語
(ふもうご)
嘘を言わない 不瞋恚
(ふしんに)
ねたまない
不綺語
(ふきご)
へつらいをしない 不邪見
(ふじゃけん)
邪心を持たない

  • お遍路では橋の上では杖を突かないという慣習が残っています。これは弘法大師が十夜ヶ橋の下で宿をとったとされる説話に由来していて、四国では今も大師が四国を巡っているとされていることから、橋の下に大師がおられるかもしれないということで、橋では杖を突かないという約束になっています。

  • お接待をうけたら「南無大師遍照金剛」と三度唱え、納札を手渡します。また、お接待は基本的に断ってはいけないこととされています。

  • 札所に参拝の際、帽子などは取るのが普通ですが、笹笠は法具とされているので付けたまま参拝しても良いとされています。


 ◆ 納経手順


写経を納める代わりに本堂と大師堂の2つのお堂の前でお経をよみます。
一般的には遍路用の経本に従い、以下の順でお経をよみます。
 ※ 暗唱出来ていても経本を見ながら読経しましょう。 また半袈裟・念珠があればつけましょう。

読経手順
1.開経偈(かいきょうげ) 1返
2.懺悔文(ざんげもん) 1返
3.三帰(さんき) 1返
4.三賁(さんきょう) 1返
5.十善戒(じゅうぜんかい) 1返
6.発菩提心真言(ほつぼだいしんごん) 1返
7.三摩耶戒真言(さんまやかいしんごん) 1返
8.般若心経(はんにゃしんぎょう) 1返
9.御本尊真言(ごほんぞんしんごん)本堂のみ 3返
10.十三仏真言(じゅうさんぶつしんごん) 3返
11.光明真言(こうみょうしんごん) 3返
12.御宝号(ごほうごう) 3返
13.回向(えこう) 1返
※ 遍路で唱えるお経は密教のお勤めが基本となっています。
※ 9.御本尊真言は各お寺の御本尊ごとに違います。
※ 御本尊真言は経本や本堂の前にも書かれていますので参考にしましょう。

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