| 添乗中は旅行中と思っている先輩 「海外へタダで行けて良いよねぇ」とか「あちこちの温泉と名物料理に舌鼓なんて最高ですね」なんてことを頻繁に言われました。 そういうことを言われるのも嫌いでしたし現実に添乗員という仕事も嫌いでした。 その責任の重大さを考えるだけで血の気が引いてできれば添乗から逃れたいと思っていました。 やっぱり仕事なんですよ 確かに旅行は楽しいかも知れないけれどお金を払って行くのと貰って同行するのは全く違うと思うんですよ |
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でも正反対に今まで仕事を共にした中には添乗が好きで好きでたまらないというひとも居ました。 まぁそんなに好きでもないし嫌いでも無いという人が殆どだったのですが異常に「添乗員が好き」という先輩が実在したのです。 とくに初めての観光地などへ行くときには「ウキウキ気分」の様でした。 そんな先輩とある観光地でバッタリと出会ったのです。 |
社内での噂通り添乗を自分の旅行としてお客さまと共に満喫しているようです。 その証に片手に缶ビールを持ちバスから降りてきました。 既にほろ酔いでお客さまと談笑しながらバスガイドの誘導の元、観光地へと進んでいきます。 私の顔を見ても「お〜!」っという感じで別に悪びれている様子もありません。 あとで聞いた話なんですがその先輩は「お客さまと一緒に楽しんでいると本当に仲良くなれるもんだ」との考えを持っていたようです。 でも「万が一の事故があればどうするんですか?」との質問に「万が一だろ!?今まで何年もやってきたけどそんなことは無いよ」と失笑されてしまいました。 |
まぁお客さまが「これでよし」というなら私は何ら否定することもできませんが「ちょっとどうかしている」と感じた私は異常なのでしょうか? 正直同じ旅行業界しかも同じ会社で働く私にとっては非常にショッキングな出来事でした。 |