<画家>西村洋一 氏

     〈画家〉西村洋一 氏      
<画家>西村洋一 氏


―幸せ―

・・・
省略・・・・・・・・
幸せって一体どういうことでしょう。
・・・・・・・・・
省略・・・・・・・・・
幸せってことは、
人から与えられたり得たりするものではなく
自分の中に見つけるもののような気がします。
要はそれをみつけだせる自分であるかどうか、
それで幸せの数も大きさも違ってくるのでしょう

                西村洋一画文集「季の贈り物」より


1952年10月4 日高知県窪川町に生まれる 52歳 

1975年 8月23日車の転落事故により脊椎損傷

1988年 5月 画集 『旅の途中』 (飛鳥出版室)出版
2002年 8月  画文集『季の贈り物』(  同  )出版
現在画家として活躍中


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私が西村洋一さんの絵に出会ったのは、
高知県の「横倉山自然の森博物館」。。
平日の自然館は閑散としており、
婦人が一人、絵の前に立っていました。。
母に声をかけたその婦人は
「洋一の叔母です。」と穏やかな笑顔でした。。
「下半身付随はそうですが、両腕も少し屈伸が出来るだけ、、
筆を浮かすように描いているんですよ。」
と展示されている、最近に画作している西村氏の写真を指した。
「字がなかなかうまく書けなかったですが、
今度は画題を書いたと言っていました。
大きな体格でしてね、
車椅子用の車に乗ると、頭が窓より上になって、、
ここへ来る途中の綺麗な景色は見られなかったと思います・
・」

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絵と画題の字に魅せられていた私は、
ありきたりの言葉は出せなくて、、何も言葉がでなくて、、
二人の会話を黙って聞いていました。。

横倉山の自然の中に違和感なく建つ館・・・
その一室は、、
透き通った優しい風が身体をつつんでくれる・・・
そんな部屋でした。。


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(下記に転写しました。)

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 ごあいさつ

この度、画家・西村洋一氏(高知県窪川町)のご協力により、
当博物館との共催で、企画展
「西村洋一 水彩画展「光と風の旅」を開催することになりました。
西村氏は、今から30年程前、
不慮の交通事故により下半身不随になり
車椅子の生活を余儀なくされました。
そんな時、
『この世に生を受け、こんな体になって一体何が出来るのだろう。
私でも何かできることはないだろうか、
ただ朽ち果てるのを待つだけの人生であるとしたら淋しくはないか・・・。
自分の存在を形の示せる確かな何かが欲しい・・・』
そんな焦燥感にかられていた頃
一枚の水彩画にめぐり合い、この道に進んだそうです。
思うようにならない不自由な肉体的ハンディを背負いながら、
現在も意欲的に創作活動を続けています。
『結果よりもその過程こそが重要である。とにかく描き続ける・・・』
と自分に言い聞かせながら、
そして、
『私は絵のなかで旅をします。・・・
描く度に、絵は私に新しい発見を教えてくれます。
この国(日本)の美しい四季。
素晴らしい自然。
それに伴う人々の営み。
この国の私の大好きな風景の
一遍でも描き出せれば私は幸せだと思っています。』
(西村洋一画集「旅の途中」の『絵と私』より)という信念を持って。

今回の絵画展を通じ、
日本の四季・自然の美しさ、
西村氏の絵画に対する飽くことのない情熱・思いなどを
絵画の中から感じとっていただければ幸いです。

「光と風の旅」
『絵は私にとって旅のようなものです。
そんな私の季節をめぐる絵の旅。
お気軽に足を運んでいただき、
ほんのひとときでも、
風の向こうへ遊んでいただけたら
こんなに嬉しい事はありません。』    
(西村洋一)


平成15年11月15日

横倉山自然の森博物館   館長  斉藤 政広

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(2003,11,26 記)
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